アイキャッチ画像

人間の本質とは? 人が生まれつき持っている5つの要素

スポンサーリンク

今の自分は自由だと感じていますか?

本当にあなたを束縛するものは何もありませんか?

自由(じゆう)とは、他のものから拘束・支配を受けないで、自己自身の本性に従うことをいう。哲学用語。
出典:自由-Wikipedia

福沢諭吉『学問のすすめ』に、次の記述があります。

アメリカのエイランドなる人の著わしたる『モラル・サイヤンス』という書に、人の身心の自由を論じたることあり。
その論の大意にいわく、人の一身は他人と相離れて一人前の全体をなし、みずからその身を取り扱い、みずからその心を用い、みずから一人を支配して、務むべき仕事を務むるはずのものなり。ゆえに、…

福沢は次に人間の持つ5つの性質を挙げます。彼によれば、それらの性質を活かせてこそ人は自由になれるとのことです。

その性質とは何か?

今回は福沢諭吉『学問のすすめ』 から、人間の持つ5つの性質、それらと自由の関係性について書いていきます。

身体

第一、人にはおのおの身体あり。身体はもって外物に接し、その物を取りてわが求むるところを達すべし。

人は誰しも肉体を持っています。

ものを取るために手を動かしたり、歩くor走るために足を動かします。食べるために口を動かすのもそうです。このように、人が生きるためには体を動かさなければなりません。

人にとって一番の不幸は病気や怪我をして不健康になることです。不健康は体の能力を下げ、自由を奪います。例えば、風邪でだるさを感じて体を思うように動かせないのがそうです。治るまで行動に支障をきたし、人並みの生活を送れません。

「健康第一」と言われるように、体の健康こそが一番大事です。体を大切にしましょう。

スポンサーリンク

知恵

第二、人にはおのおの智恵あり。智恵はもって物の道理を発明し、事を成すの目途を誤ることなし。

人は誰しも知恵を持っています。理性と併せて理知とも呼びます。

知恵の役割は物事を道理を見極めることです。行動するときの目的を間違えることなく、正しい方向に導きます。

考えなければ、周囲に踊らされて不本意な結果になってしまいます。しっかり自分の頭で考えましょう。自分で考えてこそ良い結果は得られます。

そして、何事も自ら考え改善を続けましょう。あらゆる改善は自身の向上に繋がります。創意工夫こそ大事です。

スポンサーリンク

情欲

第三、人にはおのおの情欲あり。情欲はもって心身の働きを起こし、この情欲を満足して一身の幸福をなすべし。

人は誰しも情欲(欲望)を持っています。

例えば、美味しいものを食べたい というのがそうでしょう。誰しも何かやりたいことかあるはずです。それを遂げてこそ、人は幸福になれます。

人は誰しも幸福を求めます。幸福になりたくないという人なんている訳がありません。人は幸福を求めるために身体と知恵を働かすのです。

スポンサーリンク

誠実さ

第四、人にはおのおの至誠の本心あり。誠の心はもって情欲を制し、その方向を正しくして止まるところを定むべし。

人は誰しも誠実さを持っています。良心または理性がそうです。

情欲にはキリがありません。強い情欲は他人を害します。最悪、物の奪い合いといった争いに発展するでしょう。それを防ぐために、良心は情欲を抑えます。

人に良心がなかったら、今頃の社会は争いに満ちて混乱に陥っているでしょう。しかし、現実はそうなっていません。これは、人に良心があるという証拠と言えます。

良心は人間の本心であり、誠実さこそ、人にとって正しい道なのです。

スポンサーリンク

意志

第五、人にはおのおの意思あり。意思はもって事をなすの志を立つべし。

人は誰しも意志(意思)を持っています。

ただ何も考えず行動する人は存在しません。人が何か行動する際には目的または理由が必ずあります。人は意志を持って行動するのです。

受験や就職など、人生では多くの決断が迫られます。意志が強い人ほど、ベストで早い決断が下せます。意志は鍛えておきましょう。

終わりに

以上、五つのものは人に欠くべからざる性質にして、この性質を自由自在に取り扱い、もって一身の独立をなすものなり。

福沢が言うに、わたしたちが自由を掴み幸福になるためには挙げられている5つの性質を如何に扱うかが鍵です。

とにかく、自由と幸せは自分で掴むしかありません。そのためにやるべきことを考え実行しましょう。何事も恐れずやることが大切です。

スポンサーリンク


関連記事:人は束縛されている!?悩みから解放されるには?