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「昔はよかった」は本当?懐古主義に陥る人の3つの心理とは?

懐古(かいこ)・・・昔のことをなつかしく思うこと。

出典:デジタル大辞泉

 

懐古主義(かいこしゅぎ)とは、過去を懐かしみ、現在よりも過去の風潮や文化、人物を優れたものと看做す思想・主義のこと。

出典:懐古主義‐WikiPedia

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年老いた人が口にする「昔はよかった」や「最近の若者はこれだから…」という言葉は聞き慣れている人も多いでしょう。

これは懐古主義と呼ばれており、現実でもネットでも見かける光景となっています。

このような言葉を吐く人は一体どのような心理状態なのでしょうか?

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本当に昔は良かったのでしょうか? 昔だけを見ていれば良いのでしょうか?

今回は懐古主義について考えていきます。

ノスタルジアに浸り現実から目を背ける

ノスタルジア(英: nostalgia)またはノスタルジー(仏: nostalgie)とは、

  1. 異郷から故郷を懐かしむこと。同義語に郷愁(きょうしゅう)・望郷(ぼうきょう)など。
  2. 過ぎ去った時代を懐かしむこと。同義語に懐古(かいこ)・追憶(ついおく)など。

ノスタルジア – Wikipedia

ノスタルジアは安らぎや幸福を与えることが海外の研究*1で明らかにされています。しかし、ノスタルジアに浸りすぎるのも良くありません。
*1・・・Daily mail(How nostalgia is good for you…) より

現実が不安定だと、人は過去の栄光や思い出に強くこだわります。強いノスタルジアによって現実を受け入れられないのです。

誰しも良い記憶だけを持っているわけではありません。嫌な記憶もあるはずです。

しかし、強いノスタルジアは嫌な記憶を忘れさせ過去を美化します。すると、「あの頃を知らないとか可哀想」など若者を見下して優越感に浸ります。自分を肯定し他者を否定するのです。

ノスタルジアは肯定的に捉えられていますが、こうした危険な面もあります。

老いに対する不安と逃避

わたしたちは歳を重ねて老化します。不老の人間なんて存在しません。

老化していくにつれ体力と能力は低下していき、「時代に取り残される」「適応できない」といった不安を感じます。この不安から逃避するために懐古主義に陥ってしまうのです。

その結果、自分の適応力のなさを棚にあげて、時代と若者に対して批判的になります。

懐古主義に陥る人は本当は不安で、自分の老いを認められないだけなのです。

新しい価値を認めない

老いを認められないということは新しい価値や流行を否定します。

「新しい価値なんて不要」「流行に乗ることは愚か」であると必死になって自分に言い聞かせます。酷くなれば、他人にもそれを押し付けます。

確かにわたしたちは感情がある以上、受け入れたくない物事に出くわすものです。そして、自己を保つためにそうした物事に否定的になります。否定しないと自分の中の何かを保てなくなるからです。(アイデンティティの拡散)

しかし、時代は待ってくれません。動き続けるます。保守的すぎては現状は良くなりません。新しい価値を受け入れてこそ、わたしたちは成長していくものです。

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終わりに:懐古主義では何も解決できない

時代は流れていくものです。過去にこだわって若者や流行を叩いても意味がありません。

そんなことにも気付かない懐古主義者に関わっても無駄です。避けた方が無難です。

新しい物事に出くわしても現状を受け止め、より良い未来のために努めていくしかありません。

意識を高くする必要はありませんが、前向きに考えましょう。この先何が起こるかは分かりませんが、意外と何とかなるものです。私は自身の経験から、そう思います。

懐古主義者なんて放っておいて、わたしたちは今と未来に目を向けましょう。

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