あなたは何でもすぐ他人に頼りますか? もしくは周りにそういう人がいますか?
精神医学では、このような人は依存性パーソナリティ障害の傾向が強いとされています。
私はその逆で、人に頼らない傾向が強いです。(それはそれで、問題があると思いますが…)
依存心が強いとどのような弊害があるのでしょうか?また、そのようになってしまった背景には何があるのでしょうか?
今回は依存心の強い人についての特徴について考察していきます。
自分に自信がない
他人に頼るということは自分に自信が持てないことの裏返しです。
自分を過小評価し他人を過大評価しているのです。
自信がないと、進学や就職などの大きなイベントはもちろん、普段の生活でさえも周りから意見を求めないと行動できません。つまり、自己主張をしないのです。
また、自分が失敗した場合においても、それを意見をくれた人のせいにして責めることがあります。
要するに、自分の人生に対する責任を持てないのてす。
自分に自信があるかないかって、結構大きいですね…
かといって、私もそこまで自信家ではないと思うのですが…
何でも他人に合わせる
周りを頼りにするため、その相手に合わせようとします。さらに、愛情も求めます。
他人と親密な関係を築こうとするのは良いことです。しかし、ただ言いなりになるのでは利用されているだけというのがオチです。
これでは、嫌なことを押し付けられる雑用としての扱いになるだけです。
しかし、依存心の強い人は相手に愛されたいが故に、そうしたことまで引き受けてしまいます。
これでは、ブラック企業やカルト宗教など、詐欺に騙されるだけです。下手すれば、永遠に抜け出せません。
他人に合わせ過ぎるのは危険です。それに、相手の言いなりになることで本当の愛情が得られるとは思えません。
やはり、少しでも違和感があれば、そこから逃げ出したり異論を唱えることも大事ですね。
主な原因は?
依存心の強い人が誕生する背景には、過保護な親が挙げられています。
過保護な親は子供の進路に干渉し、子供の意思を尊重せず全て自分で決めます。
子供を自分の思い通りに動かそうとするのです。子供の人生の責任は取らないくせに。
親は確かに子供より長く生きて色々経験しています。しかし、正しいとは限りません。むしろ、時代遅れだったり間違いだらけだったりします。
それに子供は従順なペットなんかではありません。こんなのただの毒親です。毒親からはまともに関わらないようにするか逃げましょう。
まとめ:強い依存心は破滅を招く
確かに周りの意見も大事です。でも結局は自分の人生ですし、自分の時間は自分のものです。
他人に依存しすぎるのは非常に危険です。
他人の意見は参考程度に留めておき、最終的には自分の判断で選択するのが一番です。
私は自分の経験からそう思います。
また、一人で考える時間も確保すべきです。
その際、自分に自信がない方は小さなことでもいいので、何かやり遂げたことを思い出してみてください。何が1つあるはずです。
そして最後に、本当に他人が正しいのか、頼っていいのか?についても改めて考えてみてください。
この記事を通じて自分と人生について改めて考えてもらえれば幸いです。
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