みなさんは「自分」についてどう思っていますか?
「自分は一体何者なのか?」「自分は何のために生まれてきたのか?」など、「自分」についての疑問は誰もが持っていると思います。
実際、私もそのように「自分探し」をしていた時期がありました。結果は迷走しただけに終わりましたが…
今でこそ落ち着いていますが、それでも「自分の存在意義」と「自分らしさ」について考えることが時々あります。
「自分らしく生きる」というのはどういうことなのでしょうか?
また、そのためにはどうすればいいのでしょうか?
今回はどうすれば「自分らしさ」に近づけられるかについて、分かったことを語っていきます。
完璧を目指さない
「パーフェクトなんてものはこの世にありゃしないんだよ」
「誰だってパーフェクトじゃないからこそ無限の可能性を秘めているんだ」
―おくびょうなカーレッジくん「パーフェクト・プロジェクト」 より
この世に完璧なものなんて存在しません。どんなものにも必ず欠点があります。
それはある程度は改善できても、完全になくすのは不可能でしょう。
また、最初は完璧だと思っても月日が経てば、どんなに少なくても改善すべき箇所が必ず出てきます。
身の周りにある機械や建物などを治すのはもちろん、作文やブログといった文章だってリライトを重ねていくものです。
大きさに関係なく、どんなものも必ず欠陥があります。それは後から気づくものですし、少しずつ改善すれば何とかなります。
そうと分かれば、完璧にこだわる必要はないと気づくはずです。
完璧主義を辞め欠点を受け入れてこそ、自分を認めることに繋がるのです。
皆に好かれる必要はない
前の項目と同じようなものですが、100%好かれる人間というのは存在しません。
どんな聖人君子であっても嫌う人間は必ず一人はいますし、逆に根っからの極悪人でさえも称賛する人間が必ずいます。
何より超能力者でもない限り、他人のことを完全に理解するなんて不可能です。
完璧に好かれる人間も、他人の全てを理解できる人間も存在しません。
逆に言えば、嫌われるのは人間として当然のことですし、他人を理解できなくても良いということなのです。
無理して周りに合わせなくていい
無理に好かれる必要はないと分かれば、必死になって周りに合わせる必要もないことに気づくはずです。
社会は協調のためと称して、やたらと周りに合わせることを強要します。少しでも周りと外れただけで普通でないと言われ、終いには不気味に思われます。
社会に適応し、自分を押し殺して周りと同じ行動をとるのが本当に協調なのでしょうか?
私はこれで「協調性がある」とは思えません。同調圧力と言うのがふさわしいでしょう。
自分を押し殺していては、生きる意味を見失います。このことが鬱病の原因になっているのでしょう。
このように周りに合わせるように生きて精神を消耗する人がいるのは、学校教育の弊害でしかありません。
周りが間違っているのであれば、それに異義を唱える勇気も必要です。
見栄を張らない
「自分をちゃんと知ってる奴は、身分相応に生活すンだろ。」
「無理して相手に合わしても その場限りだし、無理して着飾っても一瞬の優越感しか味わえねェ。」
「見栄っ張りの連中は、そんなのに無意味だってのに気づかねーのな!」
―『闇金ウシジマくん』 より
身の丈に合わない生活は自分の破滅を招きます。
他人にどう思われたいかを気にする人は過度な消費や借金を繰り返しがちです。
これ得られるのは一瞬の優越感だけですし、無理して着飾っても結局は疲れてむなしくなるだけです。
逆に言えば、他人にどう思われても自分が満足できるならそれでいいのです。満足できないのであれば、努力なりや改善なりをしていくしかありません。
いちいち人の生活にケチをつける人間なんて関わるだけ時間の無駄ですし、無視した方がお互いのためにもなります。
「こいつには何を言っても無駄」と思われるくらいが一番良いです。
過去にこだわらない
「未来とは無限、過去は一筋の足跡でしかない。俺にとって過ぎ去った過去など、何の意味も持たない!」
―『遊戯王』 より
過去にとらわれている人って、結構いると思います。
暗い過去を引きずっているのはもちろん、過去の栄光にすがって傲慢になったり、やり方を変えなかったりなど…
確かに、私も思い出は嫌なことの方が記憶に残っています。経験から学ぶこともありました。
しかし、「過去」というのはその名の通り「過ぎ去ったもの」でしかありません。
過去が全てではありません。わたしたちには現在と未来があります。
嫌な過去しかなくても今が少しでも良くなっていれば、それでいいのです。逆に、過去の栄光があっても今がダメであれば改善するしかありません。また、未来は多くの可能性を秘めています。
過去がどんなものであろうと、時間は進みます。だから、今を生きつつ未来に向かってわたしたちも進むしかないのです。
少なくとも、私には過去にとらわれている暇というのはありません。
まとめ: 自分を大切にしよう
完璧主義になるのは辞めましょう。どんな物事にも二面性があります。短所やデメリットのないものなんて存在しません。
人間についてもそうです。悩みのない人間なんてありえません。悩むからこそ成長に繋がり、自分も大切にできます。
1番良いのは周りの目を気にしないことです。
他人にどう思われているなんて完全には分からないし、自分がそれでいいなら問題ないはずです。
この記事を通じて、みなさんの心に余裕が持てるようになれれば幸いです。
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